色選びでよくある失敗

イメージしていた色と違う

一番例の多い色選びの失敗は「イメージしていた色と違う」です。色見本やカラーシミュレーションを出してもらったとしても日差しのあたり加減など実際のところは塗ってみないと「その色」というはわからないものです。

塗装をしてから数年で汚れが目立ち始める

二番目に多い失敗は、「汚れが目立つ」です。外壁は雨風、ちりやほこりさらされ続けます。さらに、塗料の特性や色によっても、目立ちやすさが異なります。塗装工事は安くない買い物だからこそ、とことんこだわって選びましょう！

色の組み合わせに統一感が無い

よくある失敗例第３位は色の組み合わせです。「この色綺麗な色だな！」と思っても、外壁材の特徴や住宅の各部位の色の組み合わせによって、高級感を醸し出す組み合わせもあれば、庶民的に見える色の組み合わせもあります。色の組み合わせによってどのような印象のお家になるのか、なかなか外壁材の特徴まで把握をして色選びを比較することって難しいですよね

色選びで失敗しないためのポイント

面積効果を知ろう

色は小さな面積に塗られる場合と大きな面積に塗られる場合で見え方が異なります。これは人の目の錯覚効果で起こる現象です。実際に、見た色見本やカラーシミュレーションと実物が全然違っている、というのはまさにこの面積効果が原因です。実際の住宅の外壁は面積がとても大きいので、色サンプルにみ頼るのではなく、実際にその色を使った施工事例を見てみることをおすすめしています。色選びは実際の施工事例を参考にしてみましょう。

塗料の艶を知ろう

塗料には“艶あり”と“艶なし”の塗料があります。もちろんこの艶の有無によって色の印象は全く異なります。艶の加減はどのメーカーのどの塗料を使用するかで、決まるため、同じ色でも艶の加減による見え方を実際に見てみることをおすすめしています。ちなみに、艶の具合は、三分・五分・七分の内のいずれかです。

近隣とのバランスを知ろう

街並みによって、“映える色”、“美しく見える色”は異なります。街の景観に合わせて“映える色”を選びましょう！市町村によっては、街の景観ガイドラインにも配慮を行う必要があります。例えば、京都などの観光施設が多い地域にある、コンビニエンスストアは、実際に景観に配慮し“茶色っぽい”外観になっていることはないでしょうか？万が一塗り直しになると、大変なためぜひ一度ご確認ください！

“低汚染”汚れにくい色を知ろう

単に、汚れといっても汚れには、“雨だれ”、“藻”、“コケ”、“カビ”、“錆(さび)”、“変色”など種類は様々です。10年後も美しい外観を保つためには、そういった様々な種類の汚れに強い塗料や色を選ぶ必要があります。アークスでは外観で実際に塗料別に“汚れの検査”を行っています。どの塗料が汚れにくいか、メーカ―が公開している情報に加えて、自社でも検証を行っています。気になる人はぜひご来店ください！